MagnoMeter SED

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沈降の速い分散体や高粘度の分散体であっても評価可能なパルスNMR

パルス NMR(TD-NMR)は一般的には緩和時間を測定し非破壊にてゲル状物質やゴム状物質の運動性評価に用いられる装置として知られています。 しかし粉体を溶媒に分散し粉体の界面特性(溶媒 と粉体の相性)や高濃度分散体の分散性を希釈せ ずに評価することも可能です。この数年、粉体のハンセン溶解度パラメーターを知るためにさまざまな溶媒に分散させて測定することが多くなってきました。粉体と溶媒の相性が良くない場合、粉体の沈降が早く再現性を得ることが難しいことが難点でしたが、沈降の速い分散体であっても評価可能な MagnoMeter SED を発売いたしました。

*下記からカタログをご覧いただけます
MagnoMeter SEDカタログ[PDF]

MagnoMeter XRS/SEDの違いに関して

測定部位が下記の通り異なります。
SEDは沈降が見られても安定した値が得られより微粒子分散体評価に適した仕様です。


下に、試料管底部での測定と試料管中間部で測 定例を示します。沈降が見られない分散体は底部でも中間部でも粒子濃度は同一であるため同じ緩和時間が得られます。しかし、粉体の沈降が早い場合、底部での粒子濃度が高くなることで粉体に接 触する短い緩和時間を有した液体が多くなり緩和時間が短く得られます。つまり沈降が早いほど濡れ性が良いという反対の結果が得られてしまいます。


高粘度試料の分取方法

絵の具を用いた分取方法を動画でご紹介します。

シリンジでも分取できないような高粘度試料を分取する方法

シリンジを用いても分取できないような高粘度の試料も測定可能です。
紙粘土を用いて、高粘度試料用チューブに充填する方法をご紹介します。

 
試料に高粘度用チューブ(両端がオープン)を当て、ねじ込むようにして押し込んでいきます。試料の高さが5㎝程度になるまで押し込みます。

 
栓をして、はみ出した部分をカットします。

 
蓋をして完成です。

仕様

MagnoMeter XRS

MagnoMeter SED  
測定項目

緩和時間T1(飽和回復法)
緩和時間T2(CPMG法)

 観測核

1H

共鳴周波数

12MHz

 測定時間

T1:約1分
T2:約20秒(サンプルの性状に依存)

 試料管

5mmφ

測定部位

底部(底から1cm)

中間部(底から1-2cm)

試料

粘度

~上限なし(試料管に分取可能である事)

粒子濃度

1vol%~上限なし(サンプルの性状に依存)

測定可能溶媒

水系・有機溶媒系可(構造中に1Hが含まれること)

約100μL~

温調

10~50℃(循環恒温槽使用)

操作性

・オートチューニング
・『測定』をクリックするだけで結果が得られる簡単設計

 装置本体寸法

・設置スペース(本体、ノートPC)
  並べて置く場合:W700×D300mm
  前後に置く場合:W400×D500mm
・マグネットポッド:φy約200×H230mm / 重量:約3kg
・分光器:W約360×D約260×H約130mm / 重量:約6kg

電源

 AC100V 50/60Hz 3A

        

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