お問い合わせ
開発現場での課題や、機器の導入に関するご質問など、どうぞお気軽にご相談ください。
マジェリカ・ジャパンは分析のプロフェッショナルとして、お客様の最先端の研究に寄り添い、共に最適解を見つけ出します。
技術相談・コンサルティングについて
「何かが違うが数値化できない」「受託測定を依頼したい」など。機器の購入に限らず、分析や品質管理に関するお悩みはお気軽にご相談ください。
パルスNMR(TD-NMR)は、一般的には緩和時間を測定し、非破壊でゲル状物質やゴム状物質の運動性を評価する装置として知られています。 一方で、粉体を溶媒に分散させた試料について、粉体の界面特性、すなわち溶媒と粉体との相性や、高濃度分散体の分散性を、希釈せずに評価することも可能です。
近年では、粉体のハンセン溶解度パラメーターを把握するために、さまざまな溶媒に分散させて測定する機会も増えています。 しかし、粉体と溶媒との相性が良くない場合には、粉体の沈降が速く、再現性のある測定結果を得ることが難しいという課題がありました。
MagnoMeter SEDは、こうした沈降の速い分散体であっても、より安定した評価を行えるよう設計されたパルスNMRです。 微粒子分散体の評価において、試料の状態をより正確に捉えるために活用いただけます。
製品の詳細については、カタログもあわせてご覧ください。
MagnoMeter カタログを見るXRSとSEDでは、試料管内の測定部位が異なります。
SEDは、沈降が見られる分散体でも安定した測定値を得やすい仕様です。

沈降が見られない分散体では、試料管の底部でも中間部でも粒子濃度は同一であるため、同じ緩和時間が得られます。 しかし、粉体の沈降が速い場合には、底部での粒子濃度が高くなり、粉体に接触する短い緩和時間を有した液体が多くなることで、緩和時間が短く得られる場合があります。
この場合、実際には沈降が速い試料であるにもかかわらず、「濡れ性が良い」と判断してしまうなど、反対の結果につながる可能性があります。 SEDは測定部位を中間部とすることで、沈降の影響を抑え、より再現性のある評価を可能にします。

試料管の底部で測定します。沈降が見られる試料では、底部の粒子濃度が高くなり、再現性が得にくい、または緩和時間が短く得られる場合があります。
試料管の中間部で測定します。沈降が多少見られる場合でも、測定部での粒子濃度が比較的均一となり、安定した測定値を得やすい仕様です。
MagnoMeter SEDでは、シリンジを用いても分取できないような
高粘度の試料についても測定が可能です。
ここでは、紙粘土を用いて高粘度試料用チューブへ充填する方法をご紹介します。
両端が開放された高粘度試料用チューブを使用することで、粘度の高い試料にも対応できます。


試料に高粘度用チューブ(両端がオープン)を当て、ねじ込むようにして押し込みます。 試料の高さが5cm程度になるまで充填します。


チューブの端に栓を取り付け、はみ出した部分をカットして整えます。
![]() |
![]() |
最後に蓋を取り付ければ、測定用試料の準備は完了です。
MagnoMeter XRSとMagnoMeter SEDでは、測定部位が異なります。
沈降が見られる分散体の評価には、試料管中間部で測定するMagnoMeter SEDが適しています。
| 装置名 | MagnoMeter XRS | MagnoMeter SED |
|---|---|---|
| 測定項目 | 緩和時間 T1(飽和回復法) 緩和時間 T2(CPMG法) |
|
| 観測核 | 1H | |
| 共鳴周波数 | 12MHz | |
| 測定時間 | T1:約1分 T2:約20秒(サンプルの性状に依存) |
|
| 試料管 | 5mmφ | |
| 測定部位 | 底部 (底から1cm) |
中間部 (底から1~2cm) |
| 試料|粘度 | ~上限なし(試料管に分取可能であること) | |
| 試料|粒子濃度 | 1vol%~上限なし(サンプルの性状に依存) | |
| 試料|測定可能溶媒 | 水系・有機溶媒系可(構造中に1Hが含まれること) | |
| 試料|量 | 約100μL~ | |
| 温調 | 15~45℃(循環恒温槽使用) | |
| 操作性 | ・オートチューニング ・「測定」をクリックするだけで結果が得られる簡単設計 |
|
| 装置本体寸法・ 設置スペース |
本体・ノートPCを並べて置く場合:W700 × D300mm 前後に置く場合:W400 × D500mm マグネットポッド:φ約200 × H230mm / 重量:約3kg 分光器:W約360 × D約260 × H約130mm / 重量:約6kg |
|
| 電源 | AC100V 50/60Hz 3A | |
開発現場での課題や、機器の導入に関するご質問など、どうぞお気軽にご相談ください。
マジェリカ・ジャパンは分析のプロフェッショナルとして、お客様の最先端の研究に寄り添い、共に最適解を見つけ出します。
「何かが違うが数値化できない」「受託測定を依頼したい」など。機器の購入に限らず、分析や品質管理に関するお悩みはお気軽にご相談ください。