分散終点の決定

日焼け止めクリームを原液測定

高濃度のまま緩和時間を測定し、分散終点の決定に活用した評価事例です。


概要

ジェットミルによる最適な印可圧力を決定するため、日焼け止めクリームの粘度と緩和時間の測定を行いました。

実験

日焼け止めクリーム原液を分取し、TD-NMR測定を行いました。

日焼け止めクリームのイメージ

測定結果

印可圧力と粘度、分散性との関係を比較しました。

印可圧力と粘度、分散性の関係

印可圧力と粘度、分散性の関係

緩和時間を 分散度(%)に換算 し、粘度との関係を比較しました。

測定の結果、粘度と分散度には相関関係が得られました。

考察

2000PSIにおいて、最も分散性がよいことが粘度と分散度の両データから示唆されました。

このようにパルスNMRでは、高濃度の分散体であっても、希釈せずにそのままNMRチューブへ分取するだけで、分散終点を短時間で評価することが可能です。

一方、実際の測定では、予想よりやや過分散となる印可圧力や分散時間において、最適であると予測されるケースも多く見られます。

緩和時間から分散終点を決定する際の考え方

評価結果を確認する際の着眼点

・粘度が精度よく測定できているのか

・高濃度分散体を、希釈した粒子径で比較していないか

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