受託測定

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はじめに

当社では、パルスNMR(TD-NMR)による受託測定を承っております。
当社の技術やノウハウで、お客様の問題解決のお手伝いをさせていただきます。

こんなお悩みはありませんか。
●何かが違う?何が違うのかわからない。
● おなじ粉を使ったのにいつもと発色が違う。
● なぜか壊れやすいものが出来てしまった。
● 塗工すると凝集体がポツポツ生じてしまった。
●いつもよりなんだか抵抗が大きい。
●問題が改善できたか確かめたいので測定を時々お願いしたい。

パルスNMRでは、僅かな違いを数値化できます。

パルスNMR(TD-NMR)での評価例

当社には、MagnoMeter XRSとSpin Trackがございます。
ご相談内容に応じて、最適な装置や測定条件をご提案いたします。


 装置



MagnoMeter XRS
  
   
Spin Track 
温調 10~50℃(循環恒温槽使用) 室温+5℃~200℃
評価対象例 リチウムイオン電池などのバッテリー、
コンデンサー等の電子部品、インク、農薬、
Agペースト、セルノールナノファイバー
ゴム、樹脂、API、セメント、食品、
ゲル状物質、医薬品
 評価事例 分散、凝集状態の評価
粉体の濡れ性や界面状態の評価
添加剤の吸着特性の評価
分散剤の最適量の把握
分散終点の決定
・ハンセン溶解度パラメーター(HSP)の算出
・ゴムの加硫状態の違いの評価
・樹脂の架橋状態の違いの評価
・薬剤や食品の結晶性状態の違いの評価
ゲル状物質の硬化過程
セメントの凝結過程
食パンの柔らかさの評価
 特徴 ・高粘度、高濃度分散体を原液のまま測定可能
・黒色の分散体を
原液のまま測定可能
・アスペクト比の大きな物質の評価可能
・試験管に入れば非破壊で測定可能
・詳細なパラメーター設定が可能
・高温(~200℃)での測定が可能

測定までの流れ

<お問い合わせ>
「お問い合わせフォーム」に必要事項を入力いただき、“受託測定希望”と記載いただきましたら弊社からご連絡いたします。

<事前打ち合わせ>
事前にオンラインツールにてお困りの事を教えてください。
お客様の目的に適した試料のご準備や測定方法をご提案させて頂きます。
NDAや秘密保持誓約書の締結についてもご相談ください。

<試料のご準備>
受託測定依頼書のご記入をお願いいたします。
試料は事前に郵送で送付いただくか、当日ご持参ください。
事前に、測定の可否を試験させていただく場合もございます。

~試料量の目安~
●スラリー・分散体の場合:約20mL
  ※分散後数時間であっても分散凝集状態が変化する場合が多くございます。
  NMRは僅かな違いでも検知します。
  分散されたものをお持ちしての評価はお勧めしておりません。
●当社で分散する場合(例:目的が粉体の濡れ性評価の場合)
 ・分散質:約5g
 ・分散媒:約20ml
※検体が希少でご準備可能量が少ない場合は、ご相談ください。

MagnoMeter XRS Spin Track
試料管

5mmφ140mm ガラス製試料管

5mmφ140mmガラス製高粘度用試料管


10mmφ40mm ガラス製試料ボトル

10mmφ180mm ガラス製試料管


分取量 1本につき約700μL 1本につき約1mL
または試料管の底から約1.2cm以上


~ご使用頂ける備品~
・試薬類
・超音波バス(100W)
・自転公転ミキサー(カクハンターSK-400TR:㈱写真化学製)
・超音波ホモジナイザー(UX-050:三井電機㈱製) など

<測定>
当社柏の葉実験室にて測定時、お立会いいただくことも可能です。
お打ち合わせの際にご相談ください。

<測定結果のご報告>
測定結果は下記のように承っております。
①結果のみのご報告
②詳細な報告書の提出
③オンラインツールでのご説明
ご希望に応じてご相談ください。

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