分散性の評価(分散終点・凝集の解析など)

高濃度分散体の状態を、 希釈せずに評価します

パルスNMRによる緩和時間測定を用いて、
分散終点や分散条件による状態の違いを比較します。

微粒子分散体では、粒子がどの程度分散しているか、また分散時間や分散条件によって状態がどのように変化するかを把握することが重要です。

パルスNMRでは、分散体を希釈せず、原液や濃厚状態に近いまま緩和時間を測定することで、分散性の違いを比較することができます。 黒色試料や高濃度スラリーなど、光を用いた評価では取り扱いが難しい試料の検討にも活用されています。

ここでは、分散終点の検討、希釈後の粒子径との比較、濃厚スラリーの評価、電池材料を想定した分散性評価の事例をご紹介します。

分散性の評価事例

評価対象や検討したい内容に近い事例から、測定内容と結果をご確認いただけます。

日焼け止めクリーム

分散終点の決定

ジェットミルによる最適な印加圧力を決定するため、日焼け止めクリーム原液の粘度と緩和時間を測定した事例です。 高濃度のまま分散終点を評価しています。

評価の着眼点:
原液状態での分散度と粘度の関係、最適な分散条件の検討

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グラファイト分散体

希釈した粒子径と比較

グラファイトを用いて、濃厚状態で測定した分散度と、希釈して測定したレーザー回折法による粒子径分布を比較した事例です。

評価の着眼点:
希釈後の粒子径と、濃厚状態での分散凝集状態の違い

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チタン酸バリウム濃厚スラリー

70%スラリ-分散終点

ビーズミルで処理したチタン酸バリウム約70wt%の濃厚スラリーについて、パルスNMR・レオメーター・遠心式分散性測定を用いて分散終点を検討した事例です。

評価の着眼点:
高濃度スラリーにおける分散終点と、多角的な評価による確認

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カーボンブラック分散体

電池材料の分散性

リチウムイオン電池の負極材を想定し、カーボンブラックをNMPとPVDFを混合した分散媒へ分散させ、分散直後と1日後の緩和時間から分散性を比較した事例です。

評価の着眼点:
高濃度かつ黒色の電池材料を想定した分散体の経時変化

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